田渕俊夫
田渕俊夫(たぶちとしお)
古典的な優美さを醸す独持の世界観
東京都出身の日本画家。1967年東京芸術大学大学院修了後、アフリカ、イタリアへ遊学。秀逸な色彩と描線の美しい端正な画風で高い評価がある。
日本画制作のかたわら多様な技法による銅版画の制作にも打ち込んだ。では、そんな田渕俊夫について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
仏教伝来や大和の国を主題に
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。日本画に関しては、やはり本画が水彩画や素描より高額な値がつきます。田渕俊夫の主な作品種類は、絹本・彩色、紙本・彩色、水彩、版画など。
叙情味を帯びて清く澄み
80年代に入って再び草花を題材にする事が多くなり、磨きぬかれた線描と緑や青みある淡い色彩が特色に。
田渕俊夫 略歴
昭和16年(1941)-
東京都出身。
昭和42年 | 東京芸術大学大学院修了。 修了制作は大学買い上げとなる。平山郁夫に師事。 |
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同57年 | 院展で日本美術院賞(大観賞)を受賞。 |
同60年 | 東京芸術大学美術学部助教授。 |
平成6年 | 院展で内閣総理大臣賞を受賞。 |
田渕俊夫 代表作品
- ≪時の証人≫
- ≪大地≫など
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