星襄一
星襄一(ほしじょういち)
自然と人間への郷愁
新潟県出身の昭和後期に活躍した版画家。台湾で長く教職にあがり、戦後郷里の新潟に帰り、版画家を志して孔版の技法を習った。さらに40歳を過ぎて、武蔵野美術学校に学ぶ。その後木版技法を独習。生涯にわたり「自然と人間への郷愁」をテーマに追求し、自らの世界を築いていった。
「樹」や「星」の風景を描いて
風景に取材し、星座、空、水、雪、花などを題としたものが多かった星襄一。大樹を描いた作品が人気。主な作品種類は木版画作品。
星襄一 略歴
大正2年(1913)-昭和54年(1979)
新潟県北魚沼郡に生まれ。千葉県で没。
昭和21年 | 謄写版印刷業を営みながら孔版画を始める。 |
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同24年 | 日本版画協会展で受賞。 |
同31年 | 武蔵野美術学校西洋画科卒。 |
同35年 | 国画会会員となる第2回東京国際版画ビエンナーレに出品。 |
同44年 | ニューヨークにて現代日本版画巡回展。 |
同47年 | イタリア・カルピ国際木版画トリエンナーレ。 |
星襄一 代表作品
- ≪星≫シリーズ
- ≪樹木≫シリーズなど
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