ワイエス

絵画買取ナビ

ワイエス

アンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)

アメリカの国民的画家

アメリカのリアリズム絵画を代表する画家。隣人の穏やかな生活や周辺の静かな風景を水彩、テンペラを用い、徹底的な細密描写で描き、深い精神性を湛える独自の境地を切り開いた。

アメリカの片田舎の風景やそこに暮らす人々を描いた作品を残しております。では、当ギャラリーでのワイエスについての価格査定の見解をお伝えさせていただきます。

テンペラと水彩

主な作品の技法は、テンペラ画、水彩、版画など。元々は水彩画家として出発して、数多くの水彩、素描を制作。ちなみに「テンペラ技法」とは、卵の黄身を基本に酢、樹脂、乾性油などを混ぜて描く技法。乾燥すると耐水性を持ちますが、長期保存では湿気が多く、温度変化が大きい際、破損しやすい難点があります。

「アメリカン・アート・オークション」に分類され出品

コロタイプの版画などは、国内のアート市場でも出品されておりますが、テンペラ画などは、やはり海外のアート市場が主流です。なお現在、奥様のベッツィ・ジェームズ・ワイエス(Betsy James Wyeth)によるカタログ・レゾネが制作準備中です。

ワイエス 作品

アンドリュー・ワイエス「ゼラニウム」

≪ゼラニウム≫

アンドリュー・ワイエス「遠雷」

≪遠雷≫

アンドリュー・ワイエス「The Sauna」

≪The Sauna≫

ワイエス 略歴

1917-2009

アメリカのペンシルベニア州の挿絵画家の家庭に生まれる。父の見習いとしてアトリエで働く。

1937年 ニューヨークのマクベス・ギャラリーで初めての個展。いきなり完売。
1947年 アメリカ美術文芸アカデミーとニューヨーク国立美術文芸協会より功労章。
1959年 フィラデルフィア美術館より芸術祭賞。
1966年 ペンシルヴェニア美術館で大回顧展。
1976年 ニューヨークのメトリポリタン美術館で展覧会。
1988年 アメリカ合衆国議会よりゴールド・メダル大統領賞に推薦され、1990年に授与。

ワイエス 代表作品

    • ≪クリスティーナの世界≫

    • ≪さらされた場所≫など

絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。

タイトルとURLをコピーしました