草間彌生
草間彌生(くさまやよい)
無限の網模様
水玉と網模様をモチーフに、常にアートの最前線に存在し続ける現代美術家。内的なオブセッション(強迫観念)が生み出す網目や点の集積は、絵画に留まることなく、立体、身体、空間にまで発展させた。
2006年には高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門を受賞。 そんな草間彌生について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
10年前と比較すると価格は約10倍
中国、台湾などアジア圏を中心に人気が高騰している草間彌生。オリジナル作品も億単位で取引される。人気はやはり南瓜の図柄。同図柄の版画でも300万円から1000万円の値が付きます。比較的黄色い作品が人気な傾向。10年前とは一ケタ違う価格になる状況です。
版画作品の贋作もそんな状況からか贋作も現在多く流通しているのが現状です。オリジナル作品はもちろんの事、版画作品の贋作も現在多く存在します。なお鑑定に関しては、東京・新宿の草間彌生スタジオになります。
草間彌生 作品
≪かぼちゃ≫
≪帽子≫
≪ハンドバッグ≫
草間彌生 略歴
昭和4年(1929)-
長野県松本市に生まれる。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始める。
1948年 | 京都市立美術工芸学校で日本画を学ぶ。 |
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1952年 | 初個展。 |
1957年 | 単身渡米。ネット・ペインティングを発表し話題となる。その後も彫刻、映像、パフォーマンス等、自らの表現を追求し続ける。そして「無限の網」によるモノクローム絵画で一躍注目。 |
1966年 | ヴェネツィア・ビエンナーレにゲリラ的に《ナルシスの庭》を出品。 |
1998年 | ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアムを皮切りにして、ニューヨーク近代美術館、ウォーカー・アート・センター、東京都現代美術館を巡回する大回顧展が開催。 |
2002年 | 紺綬褒章。 |
2006年 | 第18回高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門受賞。 |
草間彌生 代表作品
- ≪かぼちゃ≫
- ≪無限の網≫
- ≪花の記憶≫など
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