笹倉鉄平
笹倉鉄平(ささくらてっぺい)
光あふれる情景画家
兵庫県出身の画家。豊かな色彩と光の表現で詩情溢れる心和む風景画を多く描いた。
兵庫県西宮市に専門美術館「笹倉鉄平ちいさな絵画館」があります。そんな笹倉鉄平について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
都市文明のなかのオアシス
街中の広場や路地裏、港、教会などの情景を描いた笹倉鉄平ですが、サントロペ、オンフルールなど海外の港町を描いた作品が人気です。
水彩画、色鉛筆画の名手でもあり
主な作品の技法は、アクリル、水彩、シルクスクリーン、リトグラフなど。
笹倉鉄平 略歴
昭和29年(1954)-
兵庫県丹波市に生まれる。
昭和52年 | 武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。その後、グラフィックデザイナーを経て広告制作会社専属のイラストレーターとなる。 |
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同55年 | フリーランスとなる。主に森永製菓のパッケージイラスト(200点以上)を10年間にわたり描く。 |
同62年 | 毎日新聞カラー別刷り版に南ドイツ、ロマンチック街道沿いの街を描いた「Romantic Gallery」シリーズを月1回連載する。同63年には同企画にフランスの街々を描いた「ロマン色の街角」シリーズを連載する。 |
平成2年 | 青山スパイラルギャラリーで初個展を開催。 |
同3年 | 初のシルクスクリーン版画作品≪カダケス≫を発表。ロサンジェルス・アートエキスポに出品。 |
同4年 | オランダで開催された、花の万博「フロリアード/1992」の記念版画≪ユトレヒト≫を制作。ニューヨーク・アートエキスポに出品。 |
同6年 | 神戸大丸にて個展。 |
同8年 | 小田急百貨店新宿店にて大規模な原画展を開催。以後全国の各百貨店にて個展。 |
同10年 | 東京大丸ミュージアムにて、イラストレーター時代からの作品を含む集大成した初の美術館個展を開催。以後全国の各百貨店にて個展。 |
笹倉鉄平 代表作品
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- ≪サントロペ≫
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- ≪オンフルール≫など
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