アレックス・カッツ
アレックス・カッツ(Alex Katz)
洗練された現実感のあるアメリカの具象画家
アメリカ・ニューヨーク生まれの具象画家の1人。ポートレート(肖像画)や風景を平面的な描き方で表現した作品が強い印象を与える。1950年代以降より、写実性を保ちながらも抽象的な作品を制作。
家族や友人たちをモデルにポートレートをよく描いています。 そんなアレックス・カッツについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
シンプルで淡泊な画風で
現代アートだけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。現代アートでも人気な図柄に対して高値がつく事はもちろんですが、他のジャンルほどの差がないと思われます。アレックス・カッツの場合、風景を扱った作品より、やはりポートレートの方が人気です。
版画家としても有名
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。現代アートでは、制作歴の少ない作家に対しては他のジャンルほどの差がないと思われます。アレックス・カッツの場合、作品自身が海外が主流になり、オリジナル作品が国内のアート市場で出品されることは、ほぼ無いが、版画は比較的だが日本国内でも流通している。
アレックス・カッツ 作品
≪ビーチサンダル≫
≪Homage to Frank O’Hara: William Dunas≫
≪7月後半1≫
アレックス・カッツ 略歴
1927-
ニューヨークに生まれる。
1945年 | 2年間海軍に入る。 |
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1946年 | ニューヨークのクーパーユニオン美術学校で3年間学ぶ。 |
1949年 | メーン州のスコーヘーガン絵画彫刻学校に学ぶ。 |
1954年 | ROKO GALLRY,NYにて初個展 ”Alex Katz Paintings”。 |
1971年 | ユタ州立大学美術館で回顧展。 |
1974年 | ホイットニー美術館で版画展。 |
1980年 | クーパー・ユニオン・セント・ゴーデンス芸術賞、平面彫刻の制作。 |
1986年 | ホイットニー美術館で回顧展。 |
アレックス・カッツ 代表作品
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- ≪Brisk day≫
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- ≪Black Scalf≫など
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