シスレー
アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)
詩情溢れる世界
フランス生まれのイギリス人画家であったシスレー。パリ在住の富裕なイギリス人家庭で生まれ、父親は輸出業を営んでいました。印象派の一人で、終生、都市や農村、河辺、田園などの風景画に固執し続けました。
ただ生前、印象派の中では唯一、成功に恵まれなかった画家でもありました。では、そんなシスレーについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
初期の作風はバルビゾン派の影響も
主な作品の技法は、油彩、水彩など。
描かれた大半の作品が「風景画」
展覧会での鑑賞以外拝見することも難しい作家でもあります。国内でのアート市場でも出品されることもありますが、油彩作品含め出品自体が稀です。
シスレー 略歴
1839-1899
パリの造花輸出業の家庭に生まれる。家業の修行のためロンドンに滞在。
1860年 | 帰国後、シャルル・グレールの画塾に入門。ルノワール、モネらと知り合う。 |
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1872年 | デュラン=リュエルが作品を購入。以後、シスレーの画商となる。 |
1874年 | 第1回印象派展に出品。以後第3回印象派展まで出品。 |
1875年 | モネ、ルノワール、ベルト・モリゾとともに水彩画、油彩画の即売会開催。 |
1885年 | テオ・ヴァン・ゴッホが作品を購入。以後も何点が購入。 |
1888年 | ジョルジュ・プティ画廊で作品展開催。以後は同画廊が中心となり91より専売画廊となる。 |
シスレー 代表作品
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- ≪ポール・マルリーの洪水≫
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- ≪モレの教会堂≫など
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