マイヨール
アリスティド・マイヨール(Aristide Maillol)
激しい動きや複雑な主題が長い間支配的だった彫刻作品に、静的で単純で、古典的ともいえる堅固さと調和を取り戻した。女性の裸体像をほとんど唯一のモティーフとして制作を続けた。
マイヨール 略歴
1861-1944
スペイン国境近くのバニュルスで織物商とぶどう栽培を行う家庭に生まれる。パリに出て、パリ国立美術学校、ジャン・ポール・ローランのアトリエで学ぶ。
1893年 | 5年前に結成されていたナビ派に参加。 |
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1902年 | ヴォラール画廊での個展にロダンが注目し、作品を買い上げる。 |
1905年 | サロンに大作<地中海>を出品。これにより評判となる。 |
1908年 | パトロンとなるケスラー伯爵にともないギリシア旅行。オリンピアの彫刻に感銘。その後、形態美にさらに向かう。 |
1919年 | セレ市から戦没者記念碑の依頼を受けて制作。 |
1933年 | NYのブルマー画廊で大規模個展。バーセル美術館で大回顧展。 |
マイヨール 代表作品
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- ≪レダ≫
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- ≪アルモニー≫など
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