ダミアン・ハースト

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ダミアン・ハースト

ダミアン・ハースト(Damien Hirst)

物議を醸す美

90年代に頭角を現してきた英国アート界の作家。自然の産物や人工物を取り入れたオブジェで知られ、時に物議を醸す。さまざまな死んだ、腐った、輪切り等の動物を「ホルマリン浸け」したシリーズ゙≪ナチュルラル・ヒステリー≫は有名。主なテーマを「生と死」とし、死を通じて生を知るという16世紀から17世紀にかけての西洋美術のヴァニタス的思想に徹底した。

1997年には、集団で作品を制作するスタジオを株式会社化。さらには自身のコレクションを展示するギャラリーやカフェなども運営。また2008年には、大手競売会社サザビーズオークションのイベントで、自ら作品をオークションへ直接販売した。 そんなダミアン・ハーストについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

純度100%の欲望

2007年には頭蓋骨に8601個のダイヤモンドを一面に貼り付けた作品≪神の愛のために≫が日本円にして38億という当時のアートのオークションでは史上最高額で落札されました。主な作品の技法は、グロスペイント、ペン、シルクスクリーン、プリントなど。

国内では金沢21世紀美術館にコレクションが

ただやはり海外が主流になり、オリジナル作品が国内のアート市場で出品されることは、中々無いが、版画などの小品は日本国内でもまだ流通している。

ダミアン・ハースト 略歴

1965-

イギリス・ブリストル生まれ。

1986年 ロンドン大学のゴールドスミス・カレッジで学ぶ。
1991年 サーチ・ギャラリーでガラスの水槽にホルマリン漬けの本物の人食い鮫を入れた作品が波紋を呼ぶ。
1993年 イギリス代表として国際美術展覧会ヴェネツィア・ビエンナーレに出展。
1995年 ターナー賞を受賞。

ダミアン・ハースト 代表作品

  • ≪For The Love Of God≫など

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