ドガ
エドガー・ドガ(Edgar Degas)
一瞬の輝き
19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの印象主義画家。はじめは新古典主義のドミニク・アングルなどに惹かれるが、印象派に作風を転換。しかしモネなど典型的な印象主義画家と異なり、その基盤は古典を学ぶ精神も持ち合わせていた。
室内風景、特にバレエの練習風景を描いたものが多く、またブロンズ彫刻なども制作している。では、そんなドガについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
パステル画は40歳代から
洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。海外のアート市場では、長年コレクターや愛好家に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。ドガの場合、やはりパステル画で有名な作家です。「踊り子」が描かれた作品が特に評価が高く、10億円を超える作品もあります。
晩年は視力の衰えもあり、彫刻作品にも挑戦
第二次世界大戦後、段々と値段が上がり、現在に至っています。彫刻作品だけでも、ブロンズ作家ではないにもかかわらず、ロダン、ジャコメッティを凌ぐ値段が付くこともあります。
その他の技法は
主な作品の技法は、パステル、油彩、木炭、デッサン、ブロンズなど。
ドガ 作品
≪浴する女≫
≪舞台稽古≫
≪踊り子≫
ドガ 略歴
1834-1917
パリに生まれる。
1853年 | 学業を捨て、画家の道に入る。 |
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1857年 | イタリアに渡りルネサンス画家の研究をする。 |
1859年 | パリでアトリエを構える。 |
1862年 | マネと出会い、親交を深める。 |
1874年 | 第1回印象派展開催。その中心の一人となる。 |
1908年 | 視力が悪化し、制作に支障が生じる。 |
ドガ 代表作品
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- ≪バレエの踊り子≫
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- ≪アイロンをかける2人の女≫など
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