ヴュイヤール
エドワール・ヴュイヤール(Edouard Vuillard)
モーリス・ドニ、ピエール・ボナールらとともにナビ派の1人に数えられる。ほかのナビ派の画家よりも平面的、装飾的傾向があり、アンティミストと呼ばれる親しみのある身近な風景を描いた。
ヴュイヤール 略歴
1868-1940
ソーヌ=ロワール県キュイゾーで収税吏の家庭に生まれる。幼少時に家族とともにパリに転居。
1889年 | 前年にアカデミー・ジュリアンでドニ、ボナールらが結成していた「ナビ派」にルーセルとともに加わる。 |
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1891年 | ナビ派の機関紙『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌事務所で初めての個展。第1回印象主義および象徴主義画家展にナビ派の画家たちと出品。 |
1893年 | ウーヴル座の舞台装置、衣裳の仕事も行う。この頃より、リトグラフ、ポスター、挿絵、建築内装飾画なども制作しばしめる。 |
1901年 | サロン・デ・ザンデパンダン展に出品。次第に写実主義に傾倒していく。 |
1903年 | サロン・ドートンヌの共同設立人となり出品。 |
1913年 | シャンゼリゼ劇場の装飾画を制作。 |
1937年 | シャイヨー宮の装飾画を制作。 |
1938年 | パリ装飾美術館で大回顧展。 |
ヴュイヤール 代表作品
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- ≪公園≫
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- ≪フレシネ夫人≫など
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