エドワード・ルシェ
エドワード・ルシェ(Edward Ruscha)
言語と絵画のラジカルな融合
アメリカ・ネブラスカ州のオマハに生まれ、やがてロサンゼルスに移住。主に言葉を使用した絵画、版画、写真などのコンセプチュアル・アートと、広告媒体のイメージなどを利用したポップアートを融合させたアーティストです。
60年代アメリカ西海岸のアートシーン
1960年代より西海岸のポップアート運動の中、作品を制作。様々なサイン広告が登場する当時のロサンゼルスの情景を描いた作品が多い。80年代入るとに、星座や天体をテーマに扱い、作風はより神秘的にもなりました。主な作品種類はアクリル、コラージュ、版画など。そんなエドワード・ルシェ作品ですが、残念ながら海外が主流となり、オリジナル作品が国内のアート市場で出品されることは、ほぼありません。しかし、版画作品は日本国内でもまだ流通がある方です。
エドワード・ルシェ 略歴
1937-
アメリカのネブラスカ州のオマハに生まれる。
1941年 | オクラホマ州オクラホマシティに移転。 |
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1956年 | ロサンゼルスに移住。1960年までロサンゼルスのシュイナード美術大学でアートを学ぶ。 |
1962年 | 白黒写真によるアーティストの本「26のガソリンスタンド」を自費出版。 |
1963年 | ロサンゼルスのFerus Galleryで初個展。 |
1982年 | ホイットニー美術館などで回顧展。 |
1989年 | ポンピドーセンターなどで回顧展。 |
1999年 | ミネアポリスのウォーカーアートセンターなどで大規模な回顧展。 |
2005年 | 第51回ヴェネツィア・ビエンナーレにアメリカ代表作家として選出。 |
2009年 | アメリカのNational Arts Awardを受賞。 |
エドワード・ルシェ 代表作品
- ≪アスファルト・ジャングル≫など
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