フランシス・ベーコン
フランシス・ベーコン(Francis Bacon)
具象絵画の鬼才
アイルランドのダブリン出身の作家。歪曲された顔や体躯を異質な形で描き、現代における人間の孤独さを表現した。ベルリンやパリに赴き、室内装飾を手がけるところから始め、絵画は独学で制作していた。
第二次世界大戦後の美術界において、具象絵画にこだわり続けた作家でもありました。さて、そんなフランシス・ベーコン作品に関しての当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
2013年ニューヨークのオークションで記録
友人で画家でもあるルシアン・フロイドが椅子に座わる姿を描いた≪ルシアン・フロイドの3習作≫が競売大手クリスティーズで高額落札されました。(約142億円)落札額は2018年時点でも歴代高額落札作品ベスト10に入る金額でした。
国内ではリトグラフやエッチングなど版画を中心に取引
主な作品の技法は、油彩、パステル、グアッシュ、版画など。やはり油彩作品などは海外のアート市場が主流となり、国内のアート市場で出品される作品はリトグラフなど版画が中心になります。版画でも比較的に高額の場合もあります。(相場の範囲は50万~200万円ぐらい)ただサインの直筆は必須になります。
フランシス・ベーコン 作品
≪ヌード≫
≪法王≫
≪ジョージダイアーの肖像≫
フランシス・ベーコン 略歴
1909-1992
アイルランド・ダブリン生まれ。
1934年 | ロンドンで初の個展を開催。 |
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1954年 | 第27回ヴェネチアビエンナーレのイギリス代表に。 |
1955年 | ロンドン現代美術インスティチュートで初の回顧展を開催。 |
1959年 | サンパウロ・ビエンナーレに出品。 |
1966年 | 西ドイツ、ジーゲン市のルーベンス賞受賞。 |
1977年 | メキシコ近代美術館で展覧会。 |
1983年 | 日本で初の展覧会。 |
フランシス・ベーコン 代表作品
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- ≪風景の中の人物≫など
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