福岡通男
福岡通男(ふくおかみちお)
哀愁ある祭壇画
福岡県生まれの洋画家。テンペラの技法と金やプラチナ箔を使い、艶やかでクラシカルな印象の作品を創り出す。イタリアに魅せられた作品が多い。
作家ご自身も1997年から2000年までイタリア・フィレンツェに在住していました。では、そんな福岡通男について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
中世の詩的空間
洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。日本の画壇では、長年コレクターや購入者に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。童画的な人物画を特に描いてきた福岡通男ですが、「女性像」や「天使」が描かれた作品は人気。また金やプラチナ箔が使われた作品は高額の傾向になります。
独特のテンペラ技法にて制作
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。福岡通男の場合、主な作品の技法は、テンペラ、水彩、鉛筆などです。
福岡通男 略歴
昭和24年(1949)-
北九州市に生まれる。
昭和51年 | 東京芸術大学油絵画家卒業。 |
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同53年 | 東京芸術大学大学院修了。 |
平成元年 | セントラル美術館油絵大賞展大賞受賞。 |
同4年 | 現美展出品。(~同12年) |
同9年 | 在・イタリア、フィレンツェ。(~同12年) |
同7年 | 21世紀展出品。(以後毎年) |
福岡通男 代表作品
- ≪Angela≫など
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