福王寺一彦
福王寺一彦(ふくおうじかずひこ)
月や星、鳥などを背景に
東京都生まれの日本画家。父親は同じく日本画家の福王寺法林。風景の中の人物をモチーフとしたロマンの色濃い「追母影」シリーズを経て、1986年からはヨーロッパやアジアに取材した風景画を制作。満月の昇った夜空を背景にした作品など叙情的な感じの作品が多い。
金泥を主体に濁りのない色彩で
風景画を中心に描いてきた福王寺一彦ですが、月光など月を描かれた作品が人気。主な作品種類は紙本・彩色、リトグラフなど。
福王寺一彦 略歴
昭和30年(1955)-
東京に生まれる。父は福王寺法林。
昭和62年 | 第72回院展日本美術院賞。 |
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同63年 | 第73回院展日本美術院賞。 |
平成4年 | 第11回日本美術院奨学金(前田青邨賞)受賞。 |
同8年 | 再興第81回院展出品。文部大臣賞受賞。 |
同10年 | 再興第83回院展出品。内閣総理大臣賞受賞。 |
同13年 | 第57回日本芸術院賞受賞。 |
福王寺一彦 代表作品
- ≪ファラフィン遠雷≫
- ≪月、出づる頃≫など
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