クリムト
グスタフ・クリムト(Gustav klimt)
ウィーン分離派の創設者
オーストリアを代表する画家。前期には壮麗な歴史画の影響を受け、ウィーン分離派(19世紀末、ドイツ・オーストリア各地でおこった絵画・建築・工芸などの革新運動。)を確立。金地を用い、装飾的に表現された女性像は世紀末の妖しい魅力と不安定さを表し、その裸婦素描はエロティシズムに満ちていました。正方形のカンヴァスが特徴的な風景画も多いです。
そして恋愛遍歴も絵画と同様、華やかな画家でもありました。では、当ギャラリーでのクリムトについての査定の見解をお伝えさせていただきます。
琳派の影響を受けて作風を確立
クリムトの主な作品の技法は、油彩、クレヨン、デッサン、版画など。作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。
エスタンプ(複製版画)はよく目にしますが
やはり油彩作品などは美術館での鑑賞するぐらいしか拝見することも難しい作家でもあります。国内のアート市場で出品されることは、ほぼ無いです。
クリムト 作品
≪女性像≫
≪抱擁≫
≪ダナエ≫
クリムト 略歴
1862-1918
オーストリアのウィーンに生まれる。
1876年 | 博物館付属工芸学校に入学。 |
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1883年 | 弟エルンストとフランツ・マッチョとともに工房を設立。 |
1895年 | アントウェルペン万国博覧会でグラン・プリ受賞。 |
1903年 | ウィーン大学大講堂の天井画を制作。ウィーン分離派館で、初めての個展を開催。 |
1909年 | 「クンスト・シャウ」に出品。 |
1911年 | ローマの国際美術点に出品、1等賞を受ける。 |
1917年 | 美術アカデミーが名誉会員に認定。 |
クリムト 代表作品
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- ≪ユディト1≫
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- ≪接吻≫など
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