尹亨根

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尹亨根

尹亨根(ユン・ヒョンクン) Hyong-Keun Yoon

古色をおびたアンバーとブルーの表現

70年代後半から一貫して制作している、キャンバスや麻布に土色と藍色が溶けあった絵具をダイナミックに染み込ませる作風を構築。韓国単色画(ダンセッファ)で重要な芸術家の一人です。

1974年にニューヨークを訪れ、マーク・ロスコやバーネット・ニューマンなどの抽象画作品を見て感銘を受け、絵画空間を分割する技法を追求。またドナルド・ジャッドとも交流を持った。 では、そんな尹亨根(ユン・ヒョンクン) について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

素朴な自然への共感

主な作品種類は油彩などの平面作品。多くの作品は単色あるいは色彩の抑制を特徴とし、基調色の土色と藍色は、大地の色と空の色を表現している。

国内では三重県立美術館、福岡アジア美術館などに所蔵作品が

近年、国際的に「韓国抽象絵画」は注目されてますが、尹亨根(ユン・ヒョンクン) もその一人です。流通に関しては、海外・韓国国内が主流ですが、近年オリジナル作品が国内のアート市場で出品されることも増えております。

尹亨根(ユン・ヒョンクン) 略歴

1928-2007

忠清北道に生まれる。

1947-49年 ソウル国立大学校美術大学で学ぶ。
1957年 弘益大学校美術大学西洋画科卒業。
1977年 韓国現代美術の断面展(東京セントラル美術館、東京)。
1980年 アジア現代美術展(福岡市美術館)。
1982年 韓国美術の位相展(京都市美術館)。
1983-84年 韓国現代美術展ー70年代後半・ひとつの様相ー(日本、ソウル)。
1985年 韓国洋画70年展(湖巌ギャラリー、ソウル)。
1986年 ’86ソウル・アジア現代美術展(国立現代美術館、ソウル)。
1987年 ’87ソウル・アート・フェア(湖巌ギャラリー、ソウル)、韓国現代美術4人展(ラボラトリー・ギャラリー、ソウル)。
1988年 韓国の4人展(東京画廊、ソウル)、韓国美術のモダニズム1970-1979(現代デパート・ギャラリー、ソウル)、70年代の韓国現代美術(ウォーカーヒル・アート・センター、ソウル)、オリンピアード美術展:国際現代絵画展(国立現代美術館、ソウル)。
1989年 広島・ヒロシマ・Hiroshima(広島市現代美術館)。
1995年 第46回ベネチア・ビエンナーレ出品。

絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。

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