アイヴァゾフスキー
イヴァン・アイヴァゾフスキー(Ivan Konstantinovich Aivazovsky)
19世紀ロシア海洋画の巨匠
フェオドシヤ出身のアルメニア人。海洋画家であり海戦画家であった。1833年からサンクトペテルブルクの帝国芸術アカデミーで勉強を続けた後、ヨーロッパ中を旅行し、やがてイタリアに短期間住んでいました。若いころから活躍し、画業60年の間に約6,000点の絵画を制作しました。
美しさに対する画家の心の躍動
主な作品の技法は、油彩、水彩、鉛筆など。やはり海の大自然を心からうたいあげた詩的な海の風景画が多い。ただロシア画家の中でも、巨匠だけあって「贋作」が非常に多い作家でもあります。
アイヴァゾフスキー 略歴
1817-1900
クリミア半島のフェオドシヤ生まれ。
1833年から1837年まで | 芸術アカデミーのM.N.ボロビヨフのもとで学ぶ。 |
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1840年から1846年まで | アカデミーの年金受給者としてイタリアで暮らし、制作活動を続け、広範な人気を得る。 |
1844年 | パリで金メダルを、またアムステルダムでアカデミー会員の称号を受ける。 |
1845年より | ペテルブルグ芸術アカデミー会員に。1847年から教授にも。 |
1846年から | クリミアのフェオドシヤで生活、制作する。幾度も国内、国外の旅行をした。 |
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