カシニョール
ジャン・ピエール・カシニョール(Jean Pierre Cassigneul)
帽子を被った女性像
パリ出身で現代フランス画壇を代表する画家。年代を問わず、女性から圧倒的な支持を受けている人気画家。得意とする女性像は、郷愁を誘い優雅で官能美を感じさせる。
パリ生まれの同氏だがフランスで知られるようになったのはアメリカを経由して、日本で評価されてのことであった。では、そんなカシニョールについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
明るい色調の作品が好まれたが
洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。海外のアート市場では、長年コレクターや愛好家に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。カシニョールの場合、やはり得意の女性が描かれた作品に価値が高い。近年前作の作品にも人気の傾向が。
ボリショイ・バレエ団の衣装と舞台装置を手掛けたことも
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。ちなみにカシニョールの主な作品の技法は、油彩、デッサン、版画、タピスリーなど。
カシニョール 作品
≪バラの花束とプロフィール≫
≪ヴェール≫
≪青い木≫
カシニョール 略歴
1935-
パリに生まれる。パリのジャンソン・ド・サイ高校を卒業。
1952年 | パリのルシー・クロッグ画廊にて初の個展を開催。 |
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1954年 | シャンパンチェ・アカデミー校入学。ジャン・スヴェルビィに師事する。 |
1955年 | パリ美術学校入学。 |
1960年 | 兵役のためドイツとアルジェリアに滞在。 |
1962年 | 帰国後、パリのラヌール通りにアトリエを構える。 |
1966年 | 東京の国際形象展に出品、以降毎年参加する。 |
1969年 | 東京、三越ギャラリーでの個展の為初来日。 |
1974年 | ウォリーフィンドレイ・ギャラリー(パリ・ニューヨーク)にて個展。 |
1990年 | 「花と緑の博覧会」(大阪)の為公式ポスター制作。 |
カシニョール 代表作品
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- ≪アリスとチューリップの花束≫
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- ≪過ぎ去りし夢≫など
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