金子國義

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金子國義

金子國義(かねこくによし)

退廃的・耽美的な異端の画家

埼玉県出身の洋画家。エロティシズム文学、不思議の国のアリスなどにインスピレーションを受け、退廃的かつ耽美的な作品を次々と発表した。

絵画のほか、作陶、写真、装丁、服飾などの創作活動も行っている。では、そんな金子國義について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

ミステリアスな目元に美しいカーブを描いた眉

洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。日本の画壇では、コレクターや購入者に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。金子國義の場合、人物画の作品が人気。また亡くなった後、評価が全体的に上がりました。

1974年「不思議の国のアリス」が絵本としてイタリアから出版

作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。金子國義の場合、主な作品の技法は、油彩、水彩、鉛筆など。なお鑑定機関は東京・中央区の金子國義登録委員会になります。

金子國義 略歴

昭和11年(1936)-平成27年(2015)

埼玉県に生まれる。

昭和18年 蕨第一国民学校入学。
同27年 聖学院高校入学。
同30年 日本大学芸術学部入学。
同39年 独学で油絵を描き始める。
同42年 第1回個展「花咲く乙女たち」開催。
同49年 絵本「不思議の国のアリス」発刊。
同58年 版画集「オルペウス」発刊。
平成元年 画集「青空」発刊。
同6年 版画集「不思議の国のアリス」発刊。版画集「鏡の国のアリス」発刊。
同9年 グループショウ ヴェネチィア・ナビリオ画廊に出品。

金子國義 代表作品

  • ≪気分を出して≫
  • ≪殉教≫など

絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。

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