文承根

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文承根

文承根(ムン・スングン) Moon Seung-Keun

等価的な色彩の反復

若干21歳にして、吉原治良に見出されながら、以降、具体や関西ニューウェーブ・もの派などの運動の狭間に身を置きつつも、どこにも属さず孤高の精神で独自の作品を作り続けた。34歳で夭逝した。

街の一瞬の光景を撮影した写真作品も

主な作品の技法は、油彩、アクリル、水彩など。1970年代半ばから集中して作品を制作した文承根。アート市場では、近年国内外で再評価されている日本の前衛美術「具体美術」。文承根作品も評価が高まっています。

文承根 略歴

1947-1982

石川県小松市生まれ。

1965年 大阪市立美術館付設美術研究所に入所。
1969年 第5回国際青年美術家展(西武・池袋/静岡県民会館)美術出版社賞受賞。
1977年 第1回日本現代版画大賞展(松屋・銀座)アルシュ・リーブ賞受賞。

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