中島千波
中島千波(なかじまちなみ)
四季折々の花を中心に描いてきた現代日本画家
物、花木、風景と意図的に新しいテーマに挑戦し、代表される桜の作品では、日本画の伝統的な技法を踏まえつつ、次々と新しい、華麗で壮大な世界を描きだしてきた。
なお故郷の長野県小布施には「おぶせミュージアム・中島千波館」なる施設があります。では、そんな中島千波について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
桜をはじめとした花鳥画
日本画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。作家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。中島千波の場合、牡丹や椿なども描かれているが、やはり桜の描かれた作品が人気です。また果物、野菜、おもちゃなどを主題にした作品もあります。
新聞や雑誌の挿画、表紙絵も取り組み
近年では天井画や歌舞伎座の緞帳なども制作。主な作品種類は絹本・彩色、紙本・彩色、水彩、版画など。
中島千波 作品
≪醍醐桜≫
≪カトレア ピンク≫
≪富貴花≫
中島千波 略歴
昭和20年(1945)-
長野県小布施に生まれる。
昭和44年 | 東京芸術大学美術学部日本画科卒業。第54回院展に初出品、初入選。 |
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同46年 | 東京芸術大学大学院を修了。日本美術院院友となる。 |
同52年 | 第32回春の院展奨励賞を受賞する。(以後78年,89年受賞)第62回院展に入選、奨励賞を受賞する。(以後81年,88年,91年受賞) |
同54年 | 第5回山種美術賞展優秀賞を受賞。 |
同60年 | 第1回日本画裸婦大賞展で大賞を受賞する。 |
中島千波 代表作品
- ≪北信秋果豊壌≫
- ≪坪井の枝垂桜≫など
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