荻須高徳

絵画買取ナビ

荻須高徳

荻須高徳(おぎすたかのり)

哀感を漂わすパリの古い街区

荻須高徳「リオ ウィドマン」

落ち着いた色調と静寂さで主にパリの街並みを多く描いた荻須高徳。26歳の頃より、戦時中の一時帰国を除いて生涯をパリで過ごしました。

パリの下町の店や、壁、看板、小路など生活が息づいた風景画を制作されました。さてそんな荻須高徳作品に関しての当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

日本だけでなくパリ、ロンドンを中心に欧米でも取引

日本人作家で海外市場にも流通している数少ない作家の一人です。

佐伯裕三に鼓舞され渡仏

1930年頃の佐伯祐三の影響を強く感じるタッチが特に評価が高く、400万~1000万ぐらいの作品が多いです。また広告貼りが多く描かれた壁や街並みが描かれた作品は比較的高値がつきます。

残念ながら贋作もありますが…

主な作品種類は油彩、水彩、版画など。鑑定機関は東京・目黒区のレザミ・ド・オギスになります。

荻須高徳 作品

荻須高徳「雑貨店」

≪雑貨店≫

荻須高徳「バーとタバコ屋」

≪バーとタバコ屋≫

荻須高徳「バン ドゥーシュ」

≪バン ドゥーシュ≫

荻須高徳 略歴

明治34年(1901)-昭和61年(1986)

愛知県稲沢市に生まれ、パリで没。

明治41年 東京師範付属中学校を中退し、葵橋白馬会研究所に入り、黒田清輝のもとで外光描写を学ぶ。
大正元年 高村光太郎、斎藤与里らとフュウザン会を興した。
大正4年 草土社を主宰。木村荘八、椿貞雄、中川一政ら賛同。
大正11年 小杉放庵や梅原龍三郎らが設立した春陽会に客員として参加。

荻須高徳 代表作品

  • ≪広告塔≫
  • ≪モンマルトル裏≫
  • ≪金のかたつむり≫など

絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。

タイトルとURLをコピーしました