ピカソ
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)
20世紀最大の巨匠
スペイン出身の20世紀最大の巨匠。めまぐるしい作風の変遷で、後世の画家に大きな影響を与えた。キュビズム、シュルレアリスムの画家。バルセロナとパリで「青の時代」と「ばら色の時代」を展開させ、その後キュビズムの方法論を確立。以後も新古典主義、シュルレアリスムへと続いた。
超人的な創造力で、91歳の亡くなるまで、膨大な作品群が残されている。そんな誰もが知っているピカソについて、当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
現在も作家個人のオークションレコードを更新
コレクターも多く、アート市場でも一流の作品であればあるほど凄い伸びを見せる。さすがに贋作も多く、もちろん取り扱いには注意が必要です。
人気は20代の「青の時代」
一般的に「青の時代」(1901~1904年ぐらい)の作品の評価が高い。小品でも何十億円もする場合があります。次に「キュビズム」、「後期」となっていますが、もちろん作品によって価格が違います。版画でも何千万円するものも何点かございます。(≪クラナッハ≫、≪貧しき食事≫など)
美術様式のたゆみない発展を試み
主な作品の技法は、油彩、水彩、デッサン、パステル、版画、ブロンズ、陶器など。
ピカソ 作品
≪想像の中の肖像より≫
≪西瓜のある静物≫
≪Portrait of Sad Musketeer≫
ピカソ 略歴
1881-1973
スペイン南部マラガで生まれる。
1900年 | パリに定住。ロートレックの影響を強く受ける。 |
---|---|
1901年 | パリで初の個展。 |
1904年 | 「洗濯船」と呼ばれたマンションで、ローランサン、アポリネールらと 親交を深める。 |
1907年 | キュビズムの記念作≪アヴィニヨンの娘たち≫を製作。 |
1937年 | ゲルニカ作成。パリ万博スペイン館にて発表する。 |
1955年 | 南フランスの陶芸の街、ヴァロリスに移り住む。 |
ピカソ 代表作品
-
- ≪パイプを持つ少年≫
-
- ≪アビニョンの娘たち≫
-
- ≪ゲルニカ≫など
絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。