セザンヌ
ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)
近代絵画の父
新印象主義の代表的作家。南フランスの出身で、パリに学び、印象派に参加する。その深い造形性は印象派を超え、キュビズムをはじめとした20世紀、21世紀の芸術に大きな影響を与えている。独特な筆触分割の方法論はセザンヌの署名の表れとも言える。
後進への手紙の中で「自然を円筒、球、円錐として捉えなさい」と書き、この言葉が後世の画家たちに大きな影響を与えた。では、そんなセザンヌについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
多視点描画法を用いて静物画や風景画を制作
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。セザンヌの主な作品の技法は、油彩、デッサン、水彩、版画など。
やはり出品作品は億単位
洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。そしてセザンヌは現在もアート市場でも価格が高騰している作家の一人です。
ただ油彩は海外オークション市場が主流
ただセザンヌ作品の場合、美術館での鑑賞するぐらいしか拝見することも難しい作家でもあります。油彩作品が国内のアート市場で出品されることは稀です。
セザンヌ 作品
≪坂みちの家≫
≪水浴する女たち≫
≪青い花瓶≫
セザンヌ 略歴
1839-1906
南フランスのプロヴァンスにて生まれる。
1862年 | ロマン主義画家のドラクロワや写実主義のクールベ、印象派のマネの影響を受け、 カミーユ・ピサロより印象派の技法の手ほどきをうける。 |
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1874年 | 第1回印象派展~第3回まで出品する。 |
1882年 | ≪画家の父≫で初めてサロンに入選。 |
1895年 | 画商アンブロワーズ・ヴォラールが個展を開催。広く受け入れられるようになる。 |
セザンヌ 代表作品
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- ≪サント・ヴィクトワール山≫
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- ≪リンゴとオレンジのある静物≫など
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