マグリット
ルネ・マグリット(Rene Magritte)
超現実的な世界を創造
ベルギー生まれで、20世紀に活躍したシュルレアリスムを代表する画家の一人であったルネ・マグリット。ありふれた物質や見慣れた風景を合わせ提示することによって、これまでにない「静なる驚異」の世界を作り出した。
「イメージの魔術師」とも呼ばれ、「言葉とイメージ」を追求する姿勢は、のちの芸術家のみならず、フーコーら哲学者にも影響を与えた。そんなルネ・マグリット作品に関しての当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
日常見慣れた事物をモチーフに
主な作品の技法は、油彩、グアッシュ、ドローイング、版画など。
広告やグラフィックアートの分野にも影響を与えた
ポスターなどよく目にしますが、本画自身を直接鑑賞する事が難しい作家でもあります。油彩作品が国内のアート市場で出品されることは、ほぼ無いです。
マグリット 略歴
1898-1967
ベルギーのエノー地方のレッシーヌで婦人帽子店の家庭に生まれる。
1916年 | ブリュッセルの美術学校に入学し学ぶ。 |
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1927年 | パリに出て、ブルトンのサークルに加わる。パリには30年まで滞在。シュルレアリスム運動に加わる。 |
1928年 | ギャルリー・グーマンスでの「シュルレアリスト展」に参加。 |
1933年 | ベルギーでのシュルレアリスム運動を続ける。ブリュッセルの美術宮で個展。 |
1938年 | ジュリアン・レヴィ画廊とロンドン画廊で新作展。パリとアムステルダムのシュルレアリスム国際展に参加。 |
1956年 | イオラスと独占契約を結び、ヨーロッパ各地で展覧会。グッゲンハイム賞を受賞する。 |
1960年 | リエージェ美術館、ダラス現代美術館で回顧展。 |
1965年 | NY近代美術館での回顧展のために渡米。 |
マグリット 代表作品
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- ≪光の帝国≫
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- ≪大家族≫など
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