ロバート・ラウシェンバーグ
ロバート・ラウシェンバーグ(Robert Rauschenberg)
「コンバイン・ペインティング」の先駆者
ジャスパー・ジョーンズとともにアメリカのネオダダ(日常的なモチーフや卑近な物品を素材として作品をつくる傾向。かつてのダダイズムになぞられた通称。)、ポップ・アートの代表的な作家。ガラクタや廃棄物をキャンバスに張り付けるなどした「コンバイン・ペインティング(結合する絵画)」を制作。次世代のポップ・アートやコンセプチュアル・アートへの道を切り開く起点にもなりました。
1998年には高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門を受賞。 そんなラウシェンバーグについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
1964年ヴェネチア・ビエンナーレでアメリカ人として初めて大賞を受賞
主な作品の技法は、油彩、クレヨン、水彩、グアッシュ、版画など。
キャンバスに写真を転写する「シルクスクリーン・ペインティング」も制作
やはり海外が主流になり、コラージュなどのオリジナル作品が国内のアート市場で出品されることは、ほぼ無いが、版画は日本国内でも流通している。
ラウシェンバーグ 略歴
1925-2008
アメリカのテキサス州ポート・アーサーに生まれた。
1945年 | カンザス・シティ美術研究所で学ぶ。 |
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1948年 | パリへ渡仏。 |
1949年 | ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグ等で学ぶ。 |
1954年 | ジャスパー・ジョーンズと知り合う(アトリエが同じビルの上下階にある)。 |
1958年 | ニューヨークのレオ・キャステリ画廊でほぼ毎年作品を発表。 |
1964年 | ヴェネチア・ビエンナーレで大賞受賞。 |
1976年 | ニューヨーク近代美術館で回顧展。 |
1987年 | メトロポリタン美術館で個展。 |
ラウシェンバーグ 代表作品
- ≪モノグラム≫
- ≪リボルバー≫など
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