千住博
千住博(せんじゅひろし)
時空を超えた「水の色」
東京都生まれで、ニューヨーク在住の日本画家。日本画の伝統的な技法を軸に、「滝」や「崖」をモチーフに新たな作風を築き上げた。
ちなみに、実父は工学博士の千住鎮雄氏。弟は作曲家の千住明氏で、妹はヴァイオリニストの千住真理子さんであります。そんな千住博について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
2011年には「軽井沢千住博美術館」が開館
日本画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。作家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。国内の日本画では、愛好家や購入者に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。千住博の場合、原画・版画ともに「ウォーターフォール」の図柄が人気。また風景画の図柄では「鹿」が描かれた作品が評価は高い。
絶えず新しい技法や表現を挑戦
作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。日本画に関しては、やはり本画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。なお千住博の主な作品種類は絹本・彩色、紙本・彩色、版画など。
千住博 作品
≪フォーリングカラー(RED)≫
≪飛鳥懐風 法起寺≫
≪森の朝≫
千住博 略歴
昭和33(1958)-
東京都出身。
昭和57年 | 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。 |
---|---|
同62年 | 東京芸術大学大学院博士課程修了。 |
平成7年 | 第46回ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人として初の名誉賞受賞。 |
平成19年 | フィラデルフィア「松風荘」の襖絵を制作。 |
平成25年 | 大徳寺聚光院(京都)に襖絵奉納。 |
平成29年 | 第4回イサム・ノグチ賞受賞。 |
平成30年 | フィラデルフィア日米美術協会優秀芸術賞受賞。 |
千住博 代表作品
- ≪ウォーターフォール≫
- ≪夜桜≫
- ≪水の惑星≫など
絵画査定・絵画買取について、作品の技法・真贋など、いろいろなお悩みがあるかと思いますが、お気軽にご相談下さい。