澁澤卿
澁澤卿(しぶさわけい)
自然を暖かく見つめた僧籍を持つ日本画家
京都出身の大学の客員教授で、僧侶の肩書きももっていた日本画家。岩絵具にアクリルも併用し、厚いマチエールに落ち着いた色調による、情緒に流れない重厚な風景画を制作。
屏風作品にも取り組み
日本の四季を中心に描いてきた澁澤卿ですが、寺院を日本の四季折々に描いた作品が人気。主な作品種類は紙本・彩色、シルクスクリーン、リトグラフなど。
澁澤卿 略歴
昭和24年(1949)-平成24年(2012)
京都市に生まれ、神奈川県鎌倉市で没。
昭和49年 | 東京芸術大学美術学部を卒業。 |
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同52年 | 出家得度し、日蓮宗僧侶となる。 |
平成3年 | 現代作家美術展、バルセロナ日本画美術展に出品した。 |
同14年 | 上海美術館で「日中国交正常化30周年記念」の個展を開催した。 |
同19年 | 中国政府より和平発展貢献賞を授与された。。 |
澁澤卿 代表作品
- ≪雪華河径≫
- ≪春待山色≫など
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